高島平平井皮膚科では、ご高齢者の方の皮膚疾患についても親身に診療を行っています。
加齢とともに、日光がよくあたる顔や手などにいろいろな「シミ」がでてきます。 シミにも種類があり、加齢による要因にてもっとも多いのが「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」です。ゴマぐらいの小さいシミからえんどう豆ぐらいの大きいシミが診うけられます。老人性色素斑は、皮膚面が盛り上がることは本来ありませんが、古くなると一部が盛り上がり、イボ状になることがあります。
老人性色素斑があるとガンになるわけではありません。ですが、シミにはその他にも種類がありガンの前段階である日光角化症(にっこうかくかしょう)や基低細胞癌、悪性黒色腫もございますので注意が必要です。
皮膚の老化によって起こるものを「老人性イボ」と言います。老人性イボは、加齢や紫外線による皮膚の老化により、表皮の細胞の新陳代謝がうまくいかず、メラニンをためこんでシミになり、この表皮細胞が増殖をきたし、腫瘍になったもののことを言います。
白斑は、皮膚の色がぬけた、直径~1cmほどの小さな白い斑点です。加齢による白斑の多くは、老人性白斑(ろうじんせいはくはん)で、中高年以降によくみられます。
皮膚に含まれる褐色の色素(メラニン色素)をつくる細胞が老化することで、部分的に皮膚から色素がなくなってしまう症状です。
皮膚が白くなる皮膚病は、他にも尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)があります。
この白斑の場合、はじめは小さくとも拡大し大型化してくることがあります。
※老人性白斑の場合、拡大することはありません。