ニキビのお話

皮膚のお話

板橋区医師会

日本皮膚科学会

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ニキビの話

ニキビ

皮膚のアブラ(皮脂)は毛穴から漏出されます。毛穴の出口に近い所の壁が厚くなることにより毛穴が狭くなり、その結果皮脂と塵が混ざったもので毛穴がつまります。この状態を面皰(めんぽう)といい、これがニキビのはじまりです。そこにニキビ菌といわれる皮膚の細菌が感染したり、またそのニキビ菌が産生する酵素が皮脂を分解し、生じた脂肪酸などが炎症をおこしていきます。これがニキビの本態です。
ニキビは症状の差はあれ、多くの人に発症します。特にホルモンのバランスの悪い思春期から青年期にはよくみられます。
当院ではニキビに対して1.~4.の病期に適した治療を行っております。

1. 炎症をおこさない面皰の状態
2. 炎症を伴って赤くなった状態
3. 化膿し、膿がたまった状態
4. さらに進行してしこりが強く触れる状態

経過の長い患者さんもいらっしゃるので、経済的にも効率のよい治療をすすめています。さらに食事、化粧、洗顔などの生活指導も丁寧にわかりやすく行っています。ニキビでお悩みの方、お気軽に御相談下さい。

東京都板橋区 高島平平井皮膚科